1949-06-28 第5回国会 参議院 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第2号
○羽仁五郎君 まだ討論の時期じやないと思いますから、別に討論するわけじやないですが、外國の例必ずしも我が模範とするに足らず、殊は外國は長年の予習があつて、それでそういうふうになつておるところもあり、日本は新憲法で新らしく出発する、こういう面において國際世界をリードするという見識を一つお持ち願いたい。
○羽仁五郎君 まだ討論の時期じやないと思いますから、別に討論するわけじやないですが、外國の例必ずしも我が模範とするに足らず、殊は外國は長年の予習があつて、それでそういうふうになつておるところもあり、日本は新憲法で新らしく出発する、こういう面において國際世界をリードするという見識を一つお持ち願いたい。
どうか眼前の事実だけでなく、そうして党派の問題でなく、大所高所に立たれて、そうして参議院に対して日本國民が又國際世界が持つているところの期待を裏切られないことを、私は衷心から希望するものであります。(「時間時間」と呼ぶ者あり)その意味におきまして、只今の問題が只今の会期において立派に解決され、我々の尊敬する議長、又我々の尊敬する同僚諸君が、この問題を久しきに亘つて未決の間に……
○羽仁五郎君 労働省が新たに昭和二十二年に設置せられて、なかんずくその中で、具体的に申せば労働基準局というものができたのが日本の長年のいわゆるチープ・レーバー、殊にそれが國際世界に深刻なる損害を與えたというそういう深い反省の上に立つておると思うのであります。
國際世界に対しては日本の將來に対しての不安を與える。こういう重大な点を含んでおるので、我々が本委員会において審議を続けて行くときにも、單にこの法律を出せばストライキをやらなくなるのだというような、そういう簡單な考え方でなくやつて頂きたい。
國際世界は疑惑を抱いております。この國民の暗い気持及び國際世界の疑惑に対して、日本の政府及びわが國会に持つておる重大な責任を痛感いたしまして、この際私は、現在日本の民主政治を脅しておると指摘なされました秘密政府、秘密支配、秘密政治、秘密経済あらゆる暗黒の勢力を一掃されることを要求する者であります。
これは再々私申上げるわけですが、日本の現在の再建は、經濟上の再建にしても文化上の再建にしても、國際世界が日本が民主化したということを信じてくれるかくれないかということによつて、これは全くその再建がどの程度に行われるかということがそれによつて決定されるのでありまして、先般來御承知のような例えば捕鯨事業についても一應許可せられたものが、國際的抗議に遭い、或いは農業生産の上のニトロゲン生産の如き場合にも、
そうして我々の愛する日本同胞の青年たち及び國際世界の青年たちの流した血潮というものは、我々は何とかして洗い清めなければならない。この点についてまだ日本政府が、特に今度國民の選挙によつて、指名によつて成立した片山内閣が、この点についてはつきり國民及び國際に向つて声明していないことは非常に遺憾に考えるので、この点首相の特に深甚なる反省を期待したいというふうに思うのであります。